産業廃棄物処理事業・コンサルティング・リサイクルに関する様々な情報を掲載。
今回は、収集運搬「運搬の最終目的地の欄には最終処分先を書けばいいのか?」について書いています。
運搬の最終目的地と最終処分先は異なります。
産業廃棄物の処理を委託する際には、基本的には、収集運搬業者と処分業者の二者と契約を結ぶ必要があります。
■産業廃棄物の処理委託契約
(産業廃棄物の処理委託契約では、契約書の記載内容が決まっており、収集運搬契約と処分契約では記載すべき内容が異なります。
収集運搬契約を結ぶ際の契約書の法定記載事項に、「運搬の最終目的地」という項目があります。
最終目的地とあるため、運搬契約とは関係のない最終処分先の情報をこの欄に書いてしまう場合が多く見られますが、記載するのはあくまでも委託した運搬に関わる最終目的地になります。
■運搬の最終目的地について
収集運搬A社と契約を結ぶ場合の運搬の最終目的地は、
(1)排出事業者 → 収集運搬A社 → 【最終目的地:処分B社】
(2)排出事業者 → 収集運搬A社 → 積替保管A社 → 収集運搬A社 → 【最終目的地:処分B社】
(3)排出事業者 → 収集運搬A社 → 【最終目的地:積替保管A社】 → 収集運搬B社 → 処分B社
上記になります。
(1)(2)のような場合で、B社が最終処分業者であれば、運搬の最終目的地と最終処分先は同じになります。処理のルートによってどこが運搬の最終目的地となるか異なるため注意が必要となります。
契約書の記載事項に誤りがあると、正しい処理フローを把握できなくなってしまいます。
契約書を作成する際には、用語を正しく認識し、誤解が無いよう注意しましょう。
■三玉環境の産業廃棄物処理 主な顧客と取扱い実績
・トヨタ自動車株式会社(廃プラ、OA機器類など)
・トヨタ通商株式会社(廃プラ、金属類など)
・日野自動車株式会社(廃プラ、木くず、金属類、オフィス家具、廃油、塗料カス、OA機器など)
・株式会社日野ヒューテック(廃プラ、金属類、OA機器、オフィス家具、什器類など)
・日野テクニカルサービス株式会社(廃プラ、OA機器、オフィス家具、什器類など)
・株式会社日野ロジスパック(廃プラ、金属類、OA機器、オフィス家具、什器類など)
・株式会社日野ハーモニー(廃プラなど)
・株式会社三井造船昭島研究所(廃プラ、塗料カス、木くず、廃油、パラフィンなど)
・昭和飛行機株式会社(廃プラなど)
・岡本物流株式会社(廃プラ、OA機器、オフィス家具、什器類など)
・株式会社明電舎(廃プラ、金属類、木くず、工事残材など)
・協立電気興業株式会社(廃プラ、金属類、蛍光管、水銀灯、照明器具、工事残材など)
・東京フロアサービス株式会社(廃プラ、金属類、工事残材など)
・防衛庁(オフィス家具・什器類など)
東京都立川市の当社では、オフィス家具・OA機器類・鉄スクラップ・古紙類・産業機械・非鉄金属類・廃タイヤの買取りや処理、機密書類・機密メディア・家電品・木くず・選定くず・廃プラスチック類・照明器具・ 建設廃材・ガラスくず・混合廃棄物の処理・廃油・廃酸・廃アルカリの処理など幅広い品目を取り扱っています。お客様のご要望に合わせた、廃棄物の処理・リサイクル・買取業務など、各種廃棄物の処理コスト削減・リサイクル化・買取等のご提案をさせて頂いております。お気軽にご相談ください。