産業廃棄物処理事業・コンサルティング・リサイクルに関する様々な情報を掲載。
産業廃棄物の処理を他社に委託する場合は、マニフェストを交付する必要があります。
紙マニフェストはA~E票の七枚綴りになっており、排出事業者は返送されてきた伝票で委託した処理が適正に行われたことを確認します。(紙マニフェストのD票とE票に同じ情報が記載され同時に返送されることが一般的です)
今回は、「紙マニフェストの運用方法 中間処理で最終処分が完了する場合」について書いています。
産業廃棄物の処理を行う場合、中間処理が最終処分を兼ねる場合があります。例えば、木くずの中間処理(破砕)を委託し、破砕されたチップがすべて有価物となる場合、委託した中間処理(破砕)を完了することで、最終処分も完了します。
■中間処理が最終処分を兼ねる場合の紙マニフェストの運用について
中間処理が最終処分を兼ねる場合の紙マニフェストの運用ですが、紙マニフェストのD票とE票には同じ情報が記載され、同時に排出事業者のもとへ返送されます。
「最終処分の場所」が空欄になっている、「最終処分の場所」が「売却先」になっているなどの誤りが見られますが、このような状態はマニフェストに必要な情報が記載されていない、または、誤った情報が記載されていることとなります。
また、中間処理業者がE票を返送せずにD票のみを返送する場合もあります。これは法律違反にはなりませんが、一般的にはE票が最終処分終了の報告と認識されているため、誤解を生む可能性があります。
中間処理が最終処分を兼ねる場合には、紙マニフェストの流れが異なることに注意して記載されている情報に誤りがないか、しっかりと返送されてきたか確認するようにしましょう。
■三玉環境の産業廃棄物処理 主な顧客と取扱い実績
・トヨタ自動車株式会社(廃プラ、OA機器類など)
・トヨタ通商株式会社(廃プラ、金属類など)
・日野自動車株式会社(廃プラ、木くず、金属類、オフィス家具、廃油、塗料カス、OA機器など)
・株式会社日野ヒューテック(廃プラ、金属類、OA機器、オフィス家具、什器類など)
・日野テクニカルサービス株式会社(廃プラ、OA機器、オフィス家具、什器類など)
・株式会社日野ロジスパック(廃プラ、金属類、OA機器、オフィス家具、什器類など)
・株式会社日野ハーモニー(廃プラなど)
・株式会社三井造船昭島研究所(廃プラ、塗料カス、木くず、廃油、パラフィンなど)
・昭和飛行機株式会社(廃プラなど)
・岡本物流株式会社(廃プラ、OA機器、オフィス家具、什器類など)
・株式会社明電舎(廃プラ、金属類、木くず、工事残材など)
・協立電気興業株式会社(廃プラ、金属類、蛍光管、水銀灯、照明器具、工事残材など)
・東京フロアサービス株式会社(廃プラ、金属類、工事残材など)
・防衛庁(オフィス家具・什器類など)
東京都立川市の当社では、オフィス家具・OA機器類・鉄スクラップ・古紙類・産業機械・非鉄金属類・廃タイヤの買取りや処理、機密書類・機密メディア・家電品・木くず・選定くず・廃プラスチック類・照明器具・ 建設廃材・ガラスくず・混合廃棄物の処理・廃油・廃酸・廃アルカリの処理など幅広い品目を取り扱っています。お客様のご要望に合わせた、廃棄物の処理・リサイクル・買取業務など、各種廃棄物の処理コスト削減・リサイクル化・買取等のご提案をさせて頂いております。お気軽にご相談ください。