産業廃棄物処理事業・コンサルティング・リサイクルに関する様々な情報を掲載。
産業廃棄物のルールは、環境省が主管の廃棄物処理法で定められていますが、個別の事例ごとの判断や指導は都道府県又は政令市が管轄しています。廃棄物処理法では、産業廃棄物の管轄を行う政令市の定義があります。
今回は「廃棄物処理法/都道府県又は政令市について」について書いています。
■廃棄物処理法について
その産業廃棄物の管轄を行う政令市は「政令指定都市と中核市、そして呉市・大牟田市・佐世保市」と廃棄物処理法に定められています。中核市でない市がいきなり政令指定都市になることは考えられないため、政令市が増加するのは中核市が新たに誕生した場合となります。
平成25年に沖縄県那覇市が、平成26年に大阪府枚方市がそれぞれ中核市になったことで、廃棄物処理法上の政令市となりました。平成27年度から八王子市と越谷市が加わることで、廃棄物処理法で定める政令市の数は全国で115となります。
■中核市への移行
毎年のように政令市が増えていますが、今後も新たに中核市への移行を目指している市があります。
平成26年11月現在の中核市市長会のホームページによれば、青森県八戸市、三重県四日市市、大阪府吹田市、神奈川県藤沢市の4都市が今後の中核市移行を目指しています。
■産業廃棄物の管理について
政令市が増えると、それだけ産業廃棄物の管理が複雑になります。
行政区ごとに処理業の許可が必要であったり、廃棄物処理法の見解の違いによる品目の表記や報告書類の様式が異なったりすることも多くあり、該当する行政区ごとに対応を変える必要があります。
廃棄物処理法のルールを確認するだけでなはなく、政令市の増加にも注意が必要です。
■三玉環境の産業廃棄物処理 主な顧客と取扱い実績
・トヨタ自動車株式会社(廃プラ、OA機器類など)
・トヨタ通商株式会社(廃プラ、金属類など)
・日野自動車株式会社(廃プラ、木くず、金属類、オフィス家具、廃油、塗料カス、OA機器など)
・株式会社日野ヒューテック(廃プラ、金属類、OA機器、オフィス家具、什器類など)
・日野テクニカルサービス株式会社(廃プラ、OA機器、オフィス家具、什器類など)
・株式会社日野ロジスパック(廃プラ、金属類、OA機器、オフィス家具、什器類など)
・株式会社日野ハーモニー(廃プラなど)
・株式会社三井造船昭島研究所(廃プラ、塗料カス、木くず、廃油、パラフィンなど)
・昭和飛行機株式会社(廃プラなど)
・岡本物流株式会社(廃プラ、OA機器、オフィス家具、什器類など)
・株式会社明電舎(廃プラ、金属類、木くず、工事残材など)
・協立電気興業株式会社(廃プラ、金属類、蛍光管、水銀灯、照明器具、工事残材など)
・東京フロアサービス株式会社(廃プラ、金属類、工事残材など)
・防衛庁(オフィス家具・什器類など)
東京都立川市の当社では、オフィス家具・OA機器類・鉄スクラップ・古紙類・産業機械・非鉄金属類・廃タイヤの買取りや処理、機密書類・機密メディア・家電品・木くず・選定くず・廃プラスチック類・照明器具・ 建設廃材・ガラスくず・混合廃棄物の処理・廃油・廃酸・廃アルカリの処理など幅広い品目を取り扱っています。お客様のご要望に合わせた、廃棄物の処理・リサイクル・買取業務など、各種廃棄物の処理コスト削減・リサイクル化・買取等のご提案をさせて頂いております。お気軽にご相談ください。